あの人と、HIZEN5
STORY01
里 愛梨
中煎りブレンド豆をサイフォンで一杯ずつ抽出するコーヒーショプ『Pin』店長。ガトーショコラをはじめ、八女産のいちご「あまおう」を使ったレアチーズケーキ(期間限定)など、濃厚な味わいを放つ本格スイーツにも根強いファンが多い。
テイクアウト需要の高まりのなか
出会ったマスキングテープカッター。
福岡市内の目抜き通り(=渡辺通り)に面するコーヒーショップ『Pin』。店内の中央を貫く松木のカウンター越しに店長の里愛梨さんが丁寧に淹れるコー
ヒーを目当てに、店は連日多くの常連客で賑わっています。里さんは普段、コーヒーの提供に加え、サイドメニューの開発にも余念がありません。とりわけ
「ガトーショコラ」や「チーズケーキ」などの各種スイーツは、コーヒーと並ぶ店の看板メニューとして人気です。
「新型コロナの件もあって、店はテイクアウトに切り替えるお客様が急激に増えました」。と近況を語る里さん。本来、寛ぎの空間で味わうべきコーヒーや
スイーツを、自宅やオフィスでも「店のように」味わってほしい。新型コロナを機に、「テイクアウトサービスへの意識がより高まった」と里さんは付け加
えます。レジ付近に取り入れた有田焼「マスキングテープカッター」もその“心”の表れでした。
アイデアが生む高い収納力と機能性。
一連の作業効率も大幅にアップ!
「コーヒーショップ」と「マスキングテープ」。およそ無関係にもみえる両者が、実は密接な関わりをもっていると語る里さん。
「テイクアウト用の包装にマスキングテープは欠かせません。接着性の良さに加え、テープ自体がカラーアクセントにもなって、物を良く見せてくれます
し」。とはいえ、里さんは日ごろ数々の注文を処理する一方で、これまでマスキングテープそのものの“やり場”に迷うことが多かったそう。
そこで知ったのが、有田焼製「モレンマ」。好みのマスキングテープ(10mm幅)を最大4種もセットできるテープカッターです。「お客さんの視界に入る整
頓が必要な作業台で、こまごましたテープを一括して収納できるのは嬉しいですね」。加えて、左右の両端に切り口(歯)が設けられた仕様によって、一連
の包装作業がより効率的になったと里さんは話します。
イメージを遥かに超える
モダンな雰囲気。
伝統の焼物がコーヒーショップ
にある歓び。
やわらかな半円を描くマスキングテープカッター「モレンマ」。そのフォルムは、ナチュラルかつシンプルにまとまった店の空間にも違和感なく溶け込みます。
「私にとっての有田焼は美しい絵柄を複雑に纏った高価な食器のイメージ。
文具ができるなど想像もしませんでしたし、これほどミニマルなデザインがあることにも驚きましたね」。
私生活上においても、身の回りに揃えるものは極力シンプルな物を選ぶという里さん。「いい意味で有田焼っぽくないデザインもそうですし、何より店
の備品として機能的に使える部分に“やきもの文具”の可能性を感じています」。
HIZEN5 マスキングテープカッター
モレンマ【有田】
すべて焼物のみで製作し、シンプルなデザインにすることで、マスキングテープを可愛く収納します。引き立て役でありながらも、伝統品の品格も備えた佇まい。機能性も高く、両側どちらの面からもテープをカットできます。モレンマにどんな柄を収納しようか、マスキングテープを選ぶ時間も楽しくなります。
¥ 12,375
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story02
平子 良太
ホテルレストランに勤務後、東京のイタリアンなどで料理の技術を磨く。帰郷後、福岡のイタリア料理店で料理長を務めた後、自身の店『パスタ食堂ヒラコンシェ』を開業。現在、業態の異なる6店舗を運営する一方、東京への出店も視野に入れて活動している。
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story03
aki
旅をテーマに据えるセレクトショップ『FROM WHERE I STAND』店長。旅好きを公言するだけあり、自身のSNSでは多数のフォロワーに向けて国内外への旅の様子を発信している。昨年は佐賀県・有田(=『アリタセラ』)を訪れ、焼物の魅力を堪能。
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story04
小林 久晃
『FIDES』ディレクター。「現代を生きるすべての人のためのユニフォーム」をコンセプトに、上質な生地のウェアを中心にブランドを展開。ロゴマークを基調としたアイテムは、無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインが多く、男女を問わず支持を得ている。
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story05
岩目後 明香
秀でたカット技術と似合わせの提案力に定評のある『TRENCH』スタイリスト。ゲストのあらゆる要望に対応するプロ集団の中でも、ナチュラルなスタイリングを得意とする。トレンドを取り入れながらも、その人の内面的な美しさを引き出すことを大切にしている。